本日は経済委員会の視察で、讃州井筒屋敷(東かがわ市)、風呂農園(さぬき市津田町)、建ロボテック株式会社(木田郡三木町)に行ってきました。

讃州井筒屋敷
…引田御三家の1つである佐野家の屋敷を、地域住民からの保存運動を受けて、H13に引田町が取得し、H15に引田町と東かがわ市で改修工事を実施し、H17にオープン。
観光交流の拠点として、飲食店、休憩スペース、売店、多目的室等を設けて、和三盆体験や、ひなまつりなど、誘客を促進する取組を実践されていました。

風呂農園
…ミニトマト36ａ、水稲70ａを6名でされておられます。トマトは収益のため、水稲については、赤字でも、食の自給のため、そしてため池保全のためにされておられるようでした。

お米をやっても、赤字で収益が出ないが、地域のためにやらざるをえない。こんな状況を行政がなんとか変えていかなければ、と思っています。

建ロボテック
…鉄筋結束自走ロボット、足場が悪い場所に建材を運ぶ運搬ロボ等を開発されています。人手不足の鉄筋業界では、このままいくと、需要に応じて鉄筋を組めなくなるようです。ロボット労働力を使って、「世界一ひとにやさしい現場を創る」ことをミッションにされています。

(先ほどの水稲を含めて)農業など、担い手が不足している他の業界でも、新たな技術開発により、生産性を維持し、向上できるよう、農政水産部に要望していきたいと思います！