みなさま、新年明けましておめでとうございます。香川県議会議員の小泉敦です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。また本日は、小豆島町新春賀詞交歓会が盛会裏に開催されますことを、心よりお祝い申し上げます。

さて2025年香川県におきましては、県立アリーナの開館、大阪関西万博の開幕、瀬戸芸の開催とトリプルオープンの年となっております。みなさまのご尽力の下でこれらの事業をスタートすることができ、自分もこれらの機会を捉えて本県の魅力をしっかりと発信できるよう努めてまいりたいと思っております。

2025年、小豆島においては住民の皆さんから言われていたこととして、「観光に来た人が道路を走っていても海が見えない所が多い。せっかく瀬戸内海がよく見渡せる島なのにもったいない。」といった声や、「観光に来た人が道路を走った時にきれいに整備されているか、道路沿いの草がぼーぼーかですごく印象が変わる」といった声を聴いておりました。

人口が減少し、耕作放棄地が増える中、仕方がないことなのですが、たしかに、島を車で走っている時に同じ道路でも広範囲にわたる絶景を見れるか、ただの峠道を走っていると感じるかではこの島の印象が随分変わると思いました。

また、「昔は銚子渓から寒霞渓に行く道でも下から走っている車が見えていた」という声も聞きました。下から見えていたということは、上からも島と海の景色が見えていたということです。

予算がかかることだし、地権者がわからないケースなども十分にあり得ますが、ポケットパーキングなど、道路改良の結果できた余白スペースなど、整備できる可能性がある箇所から調べて、できるとことから徐々にやっていきたいと思っています。みなさんも、「昔はここからいい景色が見えてたんや～」という情報がありましたら是非教えていただれければと思います。

海と山が近く、世界的にも稀な地形と「これ以上のものは世界の何処にもないであろう。」と言われる360℃の優美な景色を持っているこの島の魅力を多くの人に発信して、島が好きになる人をもっともっと増やせたらと思っています。

最後になりますが、令和7年も皆さまと共に香川県、小豆島の発展に努め、活力にあふれ、笑顔の多い年にしてまいりたいと思います。皆さまの御健勝、御多幸を心より祈念しまして、年始の挨拶といたします。