本日5月6日は、小豆島松尾神社御鎮座70周年記念大祭という式典に出席させていただきました。

小豆島醤油協同組合の皆さまが、京都から松尾神社を分社化されたのが70年前。
昭和30年に京都・松尾大社から分社され、ここ小豆島にお祀りされたのは、当時の島内に400軒を超える醤油蔵があり、地域の皆さんが「醸造の神様」に深く手を合わせたことの表れだと伺いました。

私自身、京都出身でありまして、松尾大社は父の始めた温泉事業地が檀家エリアになっているという、とても身近な存在です。その神様が、小豆島でこうして大切に祀られ、地域の産業や暮らしの中心に根付いているということに、深いご縁を感じています。

これからの未来を考えるとき、小豆島の醤油づくりは、ただの産業ではなく、文化であり、誇りであり、地域の宝だと思います。香川県としても、この産業の価値をしっかり支えていきたいと考えております。

香川県発酵食品研究所の前身は、明治38年に小豆島醤油製造同業組合が設立した「小豆島醤油醸造試験場」に遡ります。
つまり、今日の研究や商品開発、現地指導といった取り組みは、地元の熱意から始まった流れが、今に続いているということです。

これからも、皆さまの知恵と技術がしっかり次世代につながっていくよう、県としても力を尽くしていきます！！