本日6/4は、経済委員会の視察にて、高松空港・赤松牧場・マスモト興業を訪問しました。
地域の未来を支える“現場の声”をじっくり聞く、大変有意義な一日となりました。
・ 高松空港 ― 国際線の再開と地域経済の起爆剤
最初に訪れたのは高松空港です。
コロナ禍を乗り越え、令和6年度には過去最多の約211万人が利用したとのこと。
今後は、国際線ターミナルの増改修により、LCCや観光客の受け入れ体制も強化されていきます。
空港というインフラが、地域の観光・経済・雇用を支える土台になることを、改めて実感しました。
・赤松牧場 ― 循環型酪農の現場へ
続いて訪れたのは、香南町由佐にある赤松牧場さん。
ここでは、牛のふんを堆肥に変えて作物を育て、またその作物を飼料として牛に与えるという、まさに“循環型農業”を実践されていました。
牛たちは快適な「ハイブリッド換気システム」の牛舎でのびのびと過ごし、安心・安全なミルクを提供しています。
「土から牛へ、牛から人へ」——命のつながりを感じる視察でした。
・マスモト興業 ― 中小企業のバトンリレー
最後にお邪魔したのは、屋島西町の建設会社、マスモト興業さん。
高齢の創業者から、意志を受け継いだ若い新社長へと、第三者による事業承継が成功した事例です。
香川県の「引継ぎ支援センター」が間に入ることで、安心して次の世代へバトンが渡されました。
センターの所長からは、「事業承継は家庭のようなもので、人に相談しにくい。だからこそ、“気軽に話せる場”をつくっていくことが大事」とのお話も。
中小企業を守ることは、地域の雇用や暮らしを守ることに直結します。現場の声を政策に生かしていきたいと思います。
海外と香川を結ぶ高松空港
資源の循環に配慮した赤松牧場
事業継承に成功したマスモト興業
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