10月2日(木)は、綾川町にある香川県農業試験場を視察し、県内農業を支える研究や開発の取組を学んできました。
香川オリジナルの品種やユニークな機械開発に直接触れることができ、とても刺激的な時間となりました。
小麦「さぬきの夢」
讃岐うどん用に開発された品種で、令和9年度からは改良版の「さぬきの夢2023」へ切り替わります。
お米「おいでまい」
暑さに強い品種として親しまれていますが、さらに病気に強い改良型の研究も進んでいました。
いちご「さぬきひめ」:大きく甘い果実で、県を代表するブランド。
「よつぼし」:種から育てる珍しいいちごですが、普及にはまだ課題が残るそうです。
「楽ちん栽培システム」:高さ80cmの培養土でいちごを育て、立ったまま作業ができる仕組みも研究されていました。

アスパラ「さぬきのめざめ」:50cmのロング出荷も可能なユニークな品種。紫色の「ビオレッタ」も開発されています。
キウイ「さぬきゴールド」「さぬきエメラルド」:大粒で甘く、収穫期間も長いオリジナル品種。
オリーブ新品種「香オリ3号・5号」:2021年に日本で初めて品種登録されたオリーブ。
花き「てまりシリーズ」(ラナンキュラス)、「ミニオアシスシリーズ」(スターチス):彩り豊かな切り花用品種も開発されていました。
香川の農業試験場のユニークな点は、現場の声に基づいたローテク農機の開発を進めていることです。
野菜を収穫しながら台車のように進める機械、ハウス内の農薬散布を自動化する装置、いずれも「農家の作業を少しでも楽にしたい」という発想から生まれているとのことでした。
数多くの品種や技術が生まれている一方で、成果がどれだけ現場に普及しているかが見えにくい、JA部会の推薦や農家の挑戦意欲に普及が左右されてしまう、といった課題も感じました。
しかし、それは裏を返せば「もっと活用できる可能性が大きい」ということでもあります。
オリーブをはじめ、小豆島ならではの農産物にどう結びつけていけるか。
今日の学びをヒントに、今後は「成果の見える化」や「普及の多様化」といった提案を通じて、島の農業に還元していきたいと思います

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