本日は総務委員会で、私が質問をさせていただきました。
香川県議会 議会中継のページでも視聴が可能です。
以下質問文
↓
移住や定住を促進するため、どのような政策を実施されておられるか。
香川に移住・定住する人をどうやったら増やせるものかと思っています。新型コロナウイルス感染症は令和5年5月8日から5類へと移行しましたが、これまでのテレワーク経験等を踏まえて地方移住への関心が高まっている中、地方公共団体がどのような移住定住施策を実施するかが問われています。東京圏一極集中の状況にも変化が起こり始めており、コロナ禍の一時期、2020年7月~9月におきましては、転出超過となっていました。また、感染症を経験して、移住希望者像が変化してきています。すなわち、これまで移住に関心を持つ人の割合は、最も革新的な価値観を持つ人の蒼が突出して高い傾向にありましたが、2020年以降は、少し先進的な層で移住への関心が高まっています。また、テレワークの実施率は全国的に急伸しています。香川県におきましても、人口100万人計画を掲げており、子育て政策とマッチした形で、移住・定住の促進に注力することも、その目標達成のためとても重要なことだと思われます。現在の県での移住・定住促進の政策を教えていただければと思っております。
政策部の回答
ご回答ありがとうございます。さまざまな取り組みをされておられるとのこと、県民を増やすためご尽力いただき、ありがとうございます。
私自身も空き家バンクを通じて香川に移住してきた身であり、ユーザーとしての経験も踏まえて、今の取り組みにいくつかご提案させていただければと思っております。まず最初に、移住関心層への広報についてですが、広報に力を入れることで必然的に、香川県の魅力を内外からの様々な視点で発掘・再発見して発信するという工程を含むので、是非SNS(YouTube、Instagram等)も活用して関心を集めていただきたいと存じています。
また、広報のターゲットを、子育て世代・若い世代にしぼることでより多くの対象者に響く内容になります。ホームページやパンフレットのデザインや色調も、すべて若者や子育て世代を意識して作成できると思います。子育て中の方をクローズアップしたデザインにしたり、子育て層が関心を持つもの(瀬戸内海の景色・地場産品の料理等)を表紙に掲載することも可能です。 最後に、住みたい物件の情報を写真を多くして、情報を増やすことで香川での暮らしをイメージしてもらいやすくなるかと思っております。空き家の登録数を増やすことも大切ですが、一軒一軒の物件がどんな状態で、どんな部屋があるのか、写真にキャプションをつけたり、可能であれば動画で物件を紹介することもとても効果的です。静止画の物件情報は室内の様子を定点からしか確認できず、各部屋の位置関係などを把握することが困難ですが、動画を加えることで玄関から入室し、室内をさまざまな場所から見た様子などを確かめることができます。実際に部屋へ行って内見しているような気分を味わえ、物件を探す人の満足度を高めることが可能です。
移住・定住を検討する方への情報発信について、さまざまなご提案をさせていただきましたが、できる範囲で是非前向きにご検討いただけますと幸いです。政策部としてどうお考えか、現在お答えいただけるところでお聞かせください。
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