教育議員活動 2024.05.21

113. 文教厚生委員会視察

本日は文教厚生委員会の視察に行きました。
 
 
令和4年4月にオープンした、宇多津町南部地域の世代を超えた交流拠点施設。
従来は、子どもの遊び場、高齢者が気軽に集える場が少ない状況でした。そこで宇多津町が、世代間交流センターとし、子育て世代の支援、児童の学習支援、高齢者の憩いの場をつくりました。
 
R5年度の利用状況は17,488名と、多くの方に利用されています。
 
多世代交流のためのイベントも実施されていますが、多世代交流の事業としては、なかなか制度的は枠組みがなく、子育て支援事業として混ぜている様子でした。
 
谷川俊博町長も、「高齢者の方が子どもに昔の知恵を教えて、日常的に交流できる場にしたい」と、多世代交流の良さを打ち出していきたいという想いをお話して頂きました。
 
 
公立と私立の幼保小連携の開発校区※に指定された取り組みを教えて頂きました。
 
※文科省「幼保小の架け橋プログラムに関する調査研究事業」モデル地域
 
子どもが主体性を発揮しやすい環境をつくるため、私立も含め幼保小が「共に育てたい姿」を共有し、合同研修会や会議を開催されています。
 
5歳児の遊びの中で夢中になることや学びについて幅広い関係者に見てもらい、それを小学校でのカリキュラムに落とし込む取り組みでした。
 
公立と私立の連携は今までにあまりなかったことから、こうした取り組みを今後、各校区でも広げていく必要性を感じました。
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