SCCグループさんに視察に行きました。
SCCグループの西本社長は、赤ちゃんから高齢者、学生、外国人、それぞれの個性が集まり、みんなが笑顔で楽しく過ごせる「村」を作りたいという夢をお持ちでした。
その夢は平成29年、就労移行支援事業所から始まり、相談支援センターやB型事業所、心のケアクリニック(心療内科)や整骨院等、どんどん展開されて実現されておられるように感じました。
とりわけ、ウェル工房高松では、B型を利用されている方が、一般就労先として、14名の方が働いています。
大きな企業さんでは法定雇用率を満たすために障害者雇用が一定数必要となります。
その受け皿として、ウェル工房でにんにくの水耕栽培を実施されており、同じフロアで、さまざな企業のブースがパーテーションで区分けされて作業されていました。
パーテーション毎に違う会社の仕事、でもやってることは同じ、という、障害者雇用に特化した働き方を実践されていると感じました。
就職先の企業は、障害者を雇用しつつ、作業をウェル工房さんに依頼し、完成した黒ニンニクを受け取る(または販売する)といった形で成り立っているとのこと。
実は黒ニンニクは、私が埼玉県で生活介護の事業所で勤めていた時に管理者である上司が、畑で作ったニンニクをよくご自身のお家にて炊飯器を使って、作って販売していました。
工賃をしっかり払うためにどう付加価値のある商品を作るかが問われます。
小豆島にもつい最近B型事業所をオープンされたSCCさんの取組を学ばせていただきました。
障害者福祉のため、共にがんばりましょう!
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