防災議員活動 2025.01.10

139. 大部港、池田砂防ダム視察

本日、環境建設委員会の視察で午後から小豆島に見えられるとのことだったので、午後から同行させていただきました。


大部港
岸壁の荷揚げ場の老朽化対策としての改修工事を見せていただきました。20mの鉄杭を海底部分から自立させ、その上にプレキャストコンクリートを組み立てます。
20mの鉄杭は打ち込むのではなく、周辺住宅に影響がないように回転させながら深く埋設するという、新しい工法での作業とのことでした。

・池田の上の砂防ダム
砂防ダムを設置し、急峻な斜面での崩落を止めるものです。砂防ダム自体が平面に設置できず、ユンボで段々畑のような形に整地してからの工事となり、その際、山の図面を3次元点群データとして起こしてから施工図面を作り、それをICT機器により、ユンボと連動させて、必要なところまで掘ったらそれ以上掘れないようになるとのことでした。従来であれば一つひとつの段差を作るのに、オペレーターの技術とそれを目視で確認する作業員の手間がかかっていましたが、作業効率が良くなっているとのことでした😄
また小豆島での昭和51年災害を基準として堰堤の河口幅を設定しており、仮に想定外のの地すべりがあったとしても、確実に減災効果は見込めるとのことでした!ハード、ソフト両面からの防災対策があって初めて住民の安全確保につながると感じました!

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