9月9日㈫、香川県総合防災対策特別委員会の県外視察にて、富山県の四季防災館を訪れました。
富山市にある四季防災館は、防災シアターや体験コーナーを通じて、災害の仕組みや備えの大切さを学べる施設です。香川県の防災センターと似た機能を持っていますが、特徴的だったのは「流水体験装置」。
水害発生時を想定し、水深が深くなるにつれて足に水圧がかかり、歩行が困難になっていく状況を体感できました。実際に体験してみると、「たとえ膝下程度の水深でも、移動することは容易ではない」という事実を身をもって感じることができました。

西日本豪雨での出会い
この体験で思い出したのが、2018年7月、西日本豪雨の際に岡山県真備町で出会った一人のおじいちゃんのことです。
「家に携帯を置いてきたんや。携帯がないと息子と連絡が取れない。」
そうおっしゃったおじいちゃんを私はおんぶし、数十メートル先の浸水した家まで一緒に向かいました。
今でも鮮明に覚えているその場面は、災害時に人が置かれる切実な状況、そし「情報をつなぐ手段」が命に関わるほど重要であることを示していると感じました。
防災を自分ごとに
四季防災館での体験は、単なる学習にとどまらず、自分自身の体験や記憶を呼び起こし、「もし自分や家族が被災したら」という視点で考えるきっかけとなりました。
災害はいつ、どこで起こるかわかりません。だからこそ、施設での体験や過去の教訓を通じて、一人ひとりが「防災を自分ごと」にして備えていくことが大切だと改めて感じました。
カテゴリー 一覧