アースハーモニーの事業所の吹き抜けの部屋の天井がはがれそうになっていたので、足場を2セット組んで、さらにその上に脚立を置き、直しました。
今日、小豆島に来た一番最初の頃を思い出す日になりました。
私が小豆島に移住すると決めて購入した家は半分の構造材がシロアリさんのおかげで、スカスカのミルフィーユみたいになっていました。
それを友達の大工さんや地元の有志ボランティアの方々にもお手伝いしていただき、自分も教えてもらいDIYを学びながら、一緒にやりました。
もともと大丈夫だった方で暮らしつつ、「こうしよう、ああしよう」「あーでもない」「コーデもない」と言いながら、2年くらいかかりましたが、特に構造材が入ってからはどんどん自分の家を完成させていくのを体感し、とてもいい経験になりました。
小豆島では、廃材をすぐにもらえたり、何かやりたいと思ったら、すぐに教えてもらえたり、地域の人たちのDIYレベルは半端なく高いのです。
擁壁を立ち上げたい、とか、小屋を作りたい、とか言ってたら、「◯◯に聞いたらええよ」とか、「◯◯で解体やってるよ」とか教えてくれて、地域コミュニティのつながりの幅広さやネットワーク力がすごくて、それが小豆島の大きな魅力の一つです。
東京とか都市部では、お隣さんともお話することもない、という状況は当たり前のようにあります。でも島では、「あの人は、いとこのダンナの兄弟や」等遠い親戚にあたる方、「ウチのオカンの同級や」とか、都会では100%知り得ない情報を知り、ネットワークを広げて、何かあった時にヘルプをお願いする等、地域コミュニティ力が膨れ上がっており、こうした助け合いに感動して移住して来る人も多いと思います。
現代ではほぼ失われてしまった、大家族みたいな地域コミュニティ力や、人と人との助け合いの文化が、この島にはありありと残っているので、それを打ち出していって、多くの人に来てもらいたいですね。
今日、足場を貸してくれて、作業中に足場を支えてくれていたGさんは、7年前にウチの家を改築する時にも、よく手伝いに来てくれていました。
豊かな日常を過ごせるこの島の魅力をこれからと発信し続けたいと思います!!
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