地域活動 2026.09.08

237. 熊本地震被災地での支援活動②

9月8日も引き続き、熊本県の氷川町や八代市で被災者支援活動に入りました。

 

 

この日は避難所への物資のお届けや、地元の区長さんとの炊き出しの調整などを行いながら、被災された方々へのニーズ調査も行いました。

「きちんと食事をとれていますか」「包丁を使って調理できる環境はありますか」

車中泊の方には、足のむくみなどの状態も確認させていただきます。

さらに、被災した家屋から貴重品を取り出したいといった困りごとを聞いたり、利用できる支援制度の情報をお伝えしたりします。

 

活動していて改めて感じたのは、避難所にいる方だけが被災者ではないということです。

自宅や倉庫、車などで生活を続けている「在宅避難者」は、行政や支援者から姿が見えにくく、困りごとを自ら発信できない方もいます。

 

氷川町では、こうした方々を把握するため「全戸ローラー」と呼ばれる戸別訪問を実施。最初の訪問で不在だった世帯には再度訪問し、支援が必要と分かった方には継続して訪問する、罹災証明の発行もお手伝いするなど、一度調査して終わりではなく、その後の支援につなげる取組が行われていました。

 

 

夜の情報共有会議でも、それぞれの団体が日中の活動で把握したニーズを持ち寄り、どこが、どのような支援につなげるのかを話し合います。

 

災害時には行政だけですべての被災者を支えることはできません。

行政、地域の自治会や消防団、社会福祉協議会、NPO、医療・福祉関係者などが、それぞれの強みを生かしながら、「支援を求めて来る人を待つ」のではなく、こちらから支援が必要な人を見つけに行く。氷川町で行われている全戸訪問は、そのための大切な取組だと感じました。

 

発災から時間が経つにつれ、必要とされる支援も変わっていきます。避難所の外で生活されている方も含め、一人ひとりに必要な支援が届くことの大切さを、活動を通して強く感じた一日でした。

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