医療福祉・介護 2026.10.02

243.「相談窓口がある」だけでは届かない支援

9/14㈪、知的障害者相談員の研修会に参加しました。

 

 

私は県議会議員として活動する一方で、知的障害者相談員も務めています。

 

今回の研修テーマは、

「強度行動障害を支援する人への相談援助 ~支援者支援の視点から~」

でした。

 

 

研修の中で特に印象に残ったのが、障害のある方を支えるご家族が抱えている困難です。

・24時間365日、気の抜けない緊張感
・周囲の理解を得られにくい孤立感
・「この対応で合っているのか」という不安
・「親亡き後」など、将来への漠然とした不安
・そして、相談すること自体への躊躇や遠慮

 

行政や福祉には、さまざまな相談窓口があります。

しかし、「相談窓口があります」というだけで、本当に困っている方が相談できるとは限りません。

「こんなことを相談していいのかな」
「自分が頑張ればいいのではないか」
「誰に相談したらいいのかわからない」

そんな思いから、一人で抱え込んでしまうこともあります。

 

今回の研修では、相談援助のポイントとして、

「ねぎらう」
「寄り添う(伴走する)」
「つなぐ」

という3つの視点を学びました。

 

 

日々の頑張りを言葉にして伝えること。

すぐに答えを出そうとするのではなく、同じ目線で一緒に考えること。

そして、相談員自身も一人で抱え込まず、必要な専門機関や支援につなげていくこと。

すべてをその場で解決できなくても、「ちゃんと見ていますよ」「一緒に考えますよ」と伝えること自体が、大切な支援になるのだと思います。

 

私自身、日頃から障害福祉の現場に関わり、県議会でも障害のある方の「住まい」や地域での暮らしについて取り上げてきました。

 

制度をつくること。
サービスを整備すること。
そして、必要な人が実際にその支援につながれること。

どれか一つではなく、このすべてが大切です。

 

知的障害者相談員として現場に近いところで学ぶことは、県議会議員として制度や政策を考えるうえでも、大きな意味があると感じています。

今回学んだことも、これからの相談活動、そして現場の声を県政につなげる活動に生かしていきたいと思います。

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