観光県議会質問 2024.03.15

2024年2月定例会 一般質問(第2日)神戸空港の国際化を見据えたインバウンドの誘客促進について

 

(質問)

2022年に開催された関西3空港懇談会により決定された国際化に向け、神戸空港では、国内・国際一体型のサブターミナル整備が進められており、神戸市の予測によると、国際線の就航により年間旅行客は国際線で約190万人、国内線で約510万人の計約700万人と、ピーク時の2倍以上に増えるとのことである。

 

就航先は東アジアや東南アジアを中心とした地域が考えられるが、2025年の大阪・関西万博開催に合わせて国際チャーター便の運用が開始され、定期便の運用が開始されるのは2030年前後が予定されており、この神戸空港国際化に伴い、新たな観光プロモーションを強化する必要性を感じているところである。

 

特に、グリーン・デスティネーションズが公表している「世界の持続可能な観光地TOP100選」に、2021年、2022年の2年連続で選出された小豆島への誘客促進が効果的であると考えられる。

 

土庄町・小豆島町も、今年1月に策定した「小豆島観光ビジョン」にもとづき、関西圏からの誘客促進や、インバウンド需要拡大の観点からの受入れ体制の強化をしていくとのこと。

 

小豆島は神戸からの定期旅客船もあり、高松空港のみならず神戸空港からも入出国する広域での観光商品造成などによって、香川全体のインバウンドの拡大につながるものと考える。

 

外国人観光客に訴求力の高い観光資源として、「小豆島八十八ヶ所霊場」がある。

 

四国お遍路の10分の1の手軽さでまわることができるため、日本の宗教・信仰に関心の高い外国人観光客にも興味を持っていただける観光資源となると考えている。

 

観光庁が認定・公表する広域観光周遊ルートのうち、四国スピリチュアル・コースの中に「小豆島八十八ヶ所霊場」が組み込まれているところであり、このような外国人観光客に訴求力の高い観光資源を積極的にPRすることで、新たな周遊コースの旅行商品造成による誘客促進を図るべきと考える。

 

そこで、神戸空港の国際化を見据え、今後、どのようにインバウンドの誘客促進に取り組んでいかれるのか、知事に伺う。

 

 

(知事答弁)

インバウンドの誘客については、現在、高松空港に国際定期路線が就航している東アジアの国や地域を中心に、航空会社や旅行会社と連携し、各市場の動向やニーズに応じて、情報発信や誘客活動に取り組んでいる。

 

2025年には、大阪・関西万博と瀬戸内国際芸術祭が同時開催となることを踏まえ、広域から一層のインバウンド誘客を進めるチャンスであると考えている。

特に小豆島は、地理的に関西と瀬戸内をつなぐ位置にあることから、重要な役割を担うと考えている。

 

このため、昨年8月、「兵庫・香川連携会議」を開催し、本県や兵庫県に加え、小豆島の2町、姫路市も参加して意見交換を行い、「新たな広域観光交流圏」の形成に向け、観光や芸術、交通の分野における取組みについて、連携して検討を進めることとしたところである。

 

このうち観光分野については、今年度、兵庫県と連携し、海外の富裕層向けツアーの実証実験や旅行会社の商品造成支援に取り組んでおり、来年度以降においても、大阪・関西万博を訪れる旅行者に向け、両県を含めた広域を周遊する旅行商品の造成を連携して進めたいと考えている。

 

お尋ねの神戸空港の国際化を見据えた取組みについては、こうした取組み・枠組みを活用しながら、瀬戸内海やアート、「小豆島八十八ヶ所霊場」を含む遍路など、外国人観光客に訴求力のあるコンテンツを活用したプロモーション活動に、取り組んでいきたいと考えている。

 

 

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